世界に進撃する日本のデザイナー集

ミハラヤスヒロ

ミハラヤスヒロ:MIHARAYASUHIRO

ファッションデザイナー、ミハラヤスヒロは、レザーを使ったアイテムが多く、そのデザイン、技術は世界的に見ても評価が高いデザイナーです。1995年にスタートしたこのブランドはシューズブランドとしてのデビュー。このスタート時、デザイナー三原康裕氏は多摩美術大学在学中。靴制作のノウハウは独学というから驚きです☆1999年よりウェアラインをスタート。2004/2005シーズンにはミラノコレクションに参加しました。

スタイリッシュに垢抜けてオシャンティーになろう

ミハラヤスヒロ/略歴

ミハラヤスヒロ(三原康裕)は1972年6月15日、長崎生まれ。福岡育ち。1996年、三原康裕がシューズブランドを「ミハラヤスヒロ」としてスタートしました。現在はシューズラインのほか、ウエアラインも。上質な革を使用した独創性豊かな商品に熱狂的なファンも多くいます。父は鶏の研究家、母は油絵の画家。母の影響を受け、幼少時代から絵を始め、18歳までファインアートを専攻していました。

  • 1993年、多摩美術大学テキスタイル学科に入学。
  • 1994年、多摩美術大学在学中、なめし(※)工場で革に関する知識を習得。職人から靴を作るときに使用する木型作りを学び、独学で靴作りを始める。
  • 1996年、大学在学中にメーカーのバックアップもあり自身の名を冠したオリジナルブランド「ミハラヤスヒロ」をスタートさせる。「Archidoom」を浅草の靴メーカーのバックアップにより立ち上げる。
  • 1997年、卒業するとケイタ マルヤマなどブランドとのコラボレーションを積極的に行なう。「MIHARA YASUHIRO」とブランド名を改めデビュー。全国のセレクトショップにて販売開始。
  • 1998年、南青山にミハラヤスヒロのオンリーショップをオープン。
  • 1999年、2000S/Sにはレディースウェアコレクションを発表。2000S/Sよりメンズコレクションをスタート。
  • 1999年、南青山に「SOSU MIHARA YASUHIRO」オープン。後に表参道に移転。A/Wコレクションよりウェアラインを開始。有限会社「SOSU」を設立し、新店舗を表参道に移す。
  • 2000年、東京コレクションに参加。PUMAとのコラボレーションモデルを発売。
  • 2001年、プーマ社とデザイナー契約。
  • 2001年、プーマとのコラボレーションで、プーマ・バイ・ミハラヤスヒロ(PUMA by MIHARAYASUHIRO)を発表。このコラボレーションスニーカーは世界各国でも販売され、世界的に名が知られるようになる。
  • 2005A/Wには、ミラノコレクションに初参加。2007A/Wから、発表の場をパリに移す。パリでの最初のコレクションでは「詩が聞こえる服」と高く評価される。
  • 2009年、3年ぶりにレディースラインを東京コレクションにて発表。

洗練されたハイセンスオサレ

ミハラヤスヒロ/ブランドの始まり

ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)は日本のファッションブランド。ブーツ、スニーカーなど素材への拘り、デザイン性の高いシューズが人気です。また、シューズ同様、ウェアでもデザイン性と素材への拘りが反映されており、高い評価を受けています。これらのバランスを考慮すると、コストパフォーマンスの高い価格設定も魅力の一つです。

ミハラヤスヒロ/デザイン

ミハラヤスヒロ本人が「ジョークのようで説得力があるカオス的なデザインが好き」と語る記事がありました。得意のレザー製品の割合が比較的多く、ディテールが左右で微妙に異なる靴、シンプルなニットセーターに靴ひもを編みこむなど「ミハラヤスヒロ」のデザインはユーモアを非常に大切にしていることがコレクションにも現れています。またより高いクオリティでコレクションを出すために、生産から販売までのフローもコミュニケーションの届く範囲に限定しています。

ミハラヤスヒロについて

デザイナーの三原康裕は1972年、福岡県生まれ。母が画家であり、母の英才教育により幼い頃から絵画を描き、芸術的に恵まれた環境に育ちました。父はニワトリのワクチンの研究家。多摩美術大学テキスタイル学科卒。

ミハラヤスヒロの運営会社「SOSU」

ミハラヤスヒロの運営会社「SOSU」はセレクトショップ「idea by SOSU」を運営。このショップではミハラヤスヒロのコレクション以外にアクネ、ハイダー アッカーマン、バレンシアガ、クリスヴァンアッシュ、ダミール ドマ、アレキサンダー マックイーンなどを販売しています。

ミハラヤスヒロ/2014年春夏メンズコレクション

ミハラヤスヒロ(MIHARAYASUHIRO)が2014年春夏メンズコレクションをフランス・パリで発表しました。今回モチーフに選んだのは、漫画家の手塚治虫の作品「火の鳥」の中で描かれた“不死鳥(PHOENIX)"。「人間が何度も間違いを犯すのを火の鳥が見守り続け、いつしか人間が自らの手で素晴らしい世界を作っていく」という漫画のストーリーを、3.11以後の日本、特に福島原発の問題と重ね、復興への願いをコレクションに投影しています。

2014年春夏メンズコレクション/テーマ

ミハラヤスヒロ 2013-14年秋冬コレクションのテーマは「チンピラ」。チンピラたちの持つ悪趣味とも取れる独特な世界観の中に潜んだ、強い美意識にインスパイアされたコレクション。威圧的ではありますが、その繊細な美意識は、儚い夢を永遠に追い続ける少年の精神を彷彿とさせます。ショーでは東京打撃団の力強い太鼓の音が、それをいっそう引き立てました。

2014年春夏メンズコレクション/テーマの「チンピラ」について

「MIHARAYASUHIRO」は、『不良少年や下っ端のやくざなどを指し、中途半端な人々を指す。いわゆる、世の中の嫌われ者であり関わりたくない存在』と説明しています。日本特有の存在で、その悪趣味とも取れる独特な世界観に威圧的ではありますが繊細な美意識を感じて、またその美意識を『儚い夢を永遠に追い続ける少年の精神のよう』と捉え、コレクションに落とし込んだそうです。「チンピラ」からインスピレーションされたのは、刺繍や和柄、またゴールドやシルバーといった装飾品です。

2014年春夏メンズコレクション/オリジナルの西陣織

2012-13年秋冬コレクションから発表しているオリジナルの西陣織は、今シーズンも1688年創業の京都「細尾(HOSOO)」と協業した。2012年秋冬コレクションでも見られた西陣織で、今回はヘビ柄を表現。セットアップからシャツ、コート、スニーカーまで随所に使用された。西陣の工場「細尾」が織り上げる生地は、上質のシルクの中に織り込んだ本物の金の糸が。光を最大限に反射し、見る角度によって表情を変えるその生地には、ヘビ柄の中に和柄の地紋柄が隠されているなど遊び心も見られます。ヘビ柄の中に和柄の地紋柄が隠され、上質なシルクの中に織り込まれた金糸が光を最大限に反射。3シーズン目の開発の成果として薄手に織られているのが特徴で、ジャケットやパンツ、ディテールに使用したシャツなどのウェアだけではなく、スニーカーにも使用するなどアイテムの幅が広がっています。

2014年春夏メンズコレクション/アイテム

花柄で人体の骨格や内蔵を表現したシャツやカーディガン、ボアやニットの衿の取り外しが可能なコート、入れ墨のように和柄を織り込んだフォトジャカードのジャケット、スカジャンで有名な東洋エンタープライズによる刺繍入りのブルゾンなども代表的なアイテムです。なお、プリントにも使用されている「CHINPIRA」のロゴは、2013年春夏コレクションでもコラボレーションしたINOUE JUN(イノウエジュン)が手がけています。

2014年春夏メンズコレクション/注目アイテム

ショーの中でひときわ目を引いたのが、大胆な刺繍が施されたブルゾンです。前面に鷹、背面にドクロが大きく刺繍されたこのブルゾンはリバーシブルとなっており、裏面は富士山、イカリ、龍の刺繍の上からキルティングステッチが施されるなど、ディティールにまで大きなこだわりがうかがえます。また、彫り師にオリジナルの刺青を書いてもらい、ミハラ得意のフォトジャガードでそれを映し出したセットアップは、まさに圧巻の一言です。重厚なボアやコットンのデタッチャブルカラーがついたコートは、見た目にインパクトがありながらも、素材はアンゴラ100%を使用。軽い上に着心地なめらかで、デザイン性と着心地を両立した。特にチェスターコートは、前面はボックスシルエットでありながら背面はシェイプがかかっており、幅広い年代に受け入れられる絶妙なシルエットの逸品に仕上がっています☆